介護タクシーで介護保険は使える?使える条件と料金、使えないときの選び方
「介護タクシーって、介護保険で安くなるの?」
——ご家族やケアマネジャーさんから、よくいただく質問です。
毎月保険料を払っているのだから使いたい、と考えるのは自然なことです。
先に結論をお伝えします。
介護保険が使えるのは、乗り降りのお手伝い(介助)の部分だけです。
運賃は介護保険の対象外で、全額が自己負担になります。
しかも、使うにはいくつかの条件があります。
この記事では、厚生労働省の資料をもとに、介護保険が使える条件と料金の目安、使えないときの選び方を整理します。
介護保険が使えるのは「乗り降りの介助」だけ
介護保険では、介護タクシーでの介助は「通院等乗降介助」という訪問介護のサービスにあたります。
厚生労働省の資料では、要介護の方を対象に、訪問介護事業所のヘルパーが自分で運転する車への乗り降りを介助し、あわせて乗る前・降りた後の移動や、病院での受診の手続きなどを手伝うサービスと説明されています。
料金は1回(片道)97単位です。
自己負担が1割の方なら、片道100円前後になります(地域や負担の割合で変わります)。
一方で、運賃は介護保険の外の「輸送サービス」にあたります。
保険を使っても、運賃は全額が自己負担です。
介護保険で安くなるのは、介助の部分です。
運賃は、保険を使っても使わなくても同じようにかかります。
介護保険を使うための4つの条件
- 要介護1〜5の認定を受けている(要支援の方は対象外)
- ケアマネジャーが作るケアプランに入っている
- 介護保険の指定を受けた訪問介護事業所の車を使う
- 行き先が、通院など介護保険で認められた外出である
急に決まった退院や、ケアプランに入っていない外出には使えないことがあります。
どこまで認められるかは、担当のケアマネジャーにご相談ください。
病院の中の付き添いは?
病院の中での付き添い(院内介助)は、厚生労働省の事務連絡で「基本的には院内のスタッフにより対応されるべきもの」とされています(平成22年4月28日 事務連絡)。
介護保険で認められるかどうかは、市区町村(保険者)が判断します。
認められる例としては、院内の移動に介助が必要な場合や、認知症などで見守りが必要な場合などが挙げられています。
診察が終わるまでの長い時間、ずっと付き添ってほしいときは、保険外の付き添いを頼む方法もあります。
こんなときは「保険外の介護タクシー」
介護保険が使えない、または使いにくいときは、保険を使わない介護タクシーという選択肢があります。
- 要支援の方、要介護の認定を受けていない方
- 急に決まった退院・転院
- 病院で、診察が終わるまで付き添ってほしい
- お墓参りや冠婚葬祭などのお出かけ
- ストレッチャーや酸素が必要な移動
- 県外などへの長距離の移動
リーベルの介護タクシーなら
リーベルの介護タクシーは、介護保険外のサービスです。
だからこそ、次のようなことができます。
- 事前の契約は必要ありません
- 直前・当日のご依頼にも、空きがあれば対応します
- 要介護度やケアプランに関係なく使えます
- 病院の中の付き添いも頼めます
- 寝たきりや歩けない方も、担架などでお連れ出しします
- エレベーターのない建物の階段の介助も承ります
介護保険の認定やケアプランがなくても、移動にお手伝いが必要な方なら、ご相談いただけます。

料金と使いやすさはどう違う?
保険を使う場合も使わない場合も、運賃は同じようにかかります。
違いが出るのは、介助の料金と、準備の手間や頼みやすさです。
| 介護保険を使う | 保険外(リーベル) | |
|---|---|---|
| 運賃 | 全額自己負担 | 全額自己負担 |
| 乗り降りの介助 | 片道100円前後(1割負担の場合) | 基本介助1,100円(12時〜17時前の出発なら0円) |
| 使える方 | 要介護1〜5で、ケアプランに入っている方 | 移動にお手伝いが必要な方 |
| 事前の契約 | 事業所との契約が必要 | 不要 |
| 準備 | ケアマネジャーに相談し、ケアプランに入れる | 電話・フォーム・LINEで予約 |
| 直前・当日の依頼 | ケアプランの手続きが必要なため、難しいことがある | 空きがあれば対応 |
| 病院の中の付き添い | 認められるかは市区町村の判断 | ご希望に応じて(ヘルパー 最初の1時間3,300円〜) |
午後の出発なら、リーベルでも基本介助料はかかりません。
料金の計算の例は、介護タクシーの料金はいくら?をご覧ください。
よくある質問
介護保険を使いたいときは、どこに相談すればいいですか?
まずは担当のケアマネジャーにご相談ください。
ケアマネジャーがまだいない方は、お住まいの地域の地域包括支援センターに相談できます。
国分寺市では、同じ株式会社BTHのリーベル介護相談室(居宅介護支援)でもご相談を承っています。
介護保険が使える介護タクシーは、どう探せばいいですか?
通院等乗降介助を行う訪問介護事業所を、ケアマネジャーに紹介してもらうのが確実です。
障害者手帳の割引は使えますか?
リーベルでは、障害者手帳のご提示でメーター運賃が1割引になります(介助料・機材の料金は対象外)。
保険外だと、高くなりませんか?
運賃は保険を使っても同じです。
差が出るのは介助料で、リーベルでは午後(12時〜17時前)の出発なら基本介助料が0円です。
保険が使えるか迷っている段階でも
- 東京消防庁 患者等搬送事業者認定
- 国家資格者が在籍
- 事前予約で深夜・早朝も対応
ご本人の状態と、出発地・行き先・日時をお聞かせください。
保険外の介護タクシーで行けるか、料金の目安と一緒にご案内します。
いま命に関わる状態の方は、迷わず119番へ。
まとめ
- 介護保険が使えるのは「乗り降りの介助」の部分(通院等乗降介助)。運賃は全額自己負担
- 使えるのは要介護1〜5で、ケアプランに入っている、指定の訪問介護事業所の車を使うときなど
- 病院の中の付き添いは、原則として病院のスタッフが対応。認められるかは市区町村の判断
- 保険外の介護タクシーなら、事前の契約が不要で、直前・当日のご依頼にも空きがあれば対応できる
参考資料
- 厚生労働省 社会保障審議会 介護給付費分科会(第259回)資料1「訪問介護」、2026年6月29日
- 厚生労働省老健局振興課 事務連絡「訪問介護における院内介助の取扱いについて」、平成22年4月28日
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